久しぶりの更新ということで,
買ってから時間が立って「なんで買ったんだっけ?」と思ってしまった本です.
葉桜の季節に君を想うということ
著者 :歌野 晶午
分類 :小説
総合評価 :★★★
文章 :★★★
内容 :★★★
キャラ :★★★★
著者 :歌野 晶午
分類 :小説
総合評価 :★★★
文章 :★★★
内容 :★★★
キャラ :★★★★
この作品のまず最初に興味をひかれる点は,
主人公が元私立探偵で「何でもやってやろう屋」というのが印象のやや個性的なキャラクターというところです.
普通のミステリーを読み飽きて,少し別のジャンルも読んでみようかなと考えている人におすすめできる本でした.
なんで買ったんだっけと思い返してみたら,
この作品は2004年の,「このミステリーがすごい!」の1位ということで見つけた本でした.
本格ミステリーと帯には銘打ってありましたが,
実際はミステリー要素よりも普通の小説としてストーリーを楽しむ事のできる作品でした.
実際,最後まで読んで,「それが言いたかったのか!」という驚きでした.
事件の方は最後まで読んでも,「え?で?どうなったの?」というような部分もあるので少しびっくりしましたが,
一応謎はほぼすべて明らかになっているので,こういうのもありかなと思いました.