本屋さんで、「おはなし推理ドリル」なる小学生向けの読解力向上用の教材があって、すごいよくできた教材だった。 最近は推理小説で、作者の気持ちとかのふわっとした話ではなく、 トリックなどの明確に正解のある問題を解くことによって読解力や論理的な思考を楽しく、養ったりできるのかーと思って
著者名は早坂吝(はやさか やぶさか)と読むらしい。 殺人事件の名前を推理するという新しい趣向の推理小説です。 特に、前書きがかなり面白いので、ぱらぱらと前書きを読んでみて買うかどうかを決めるという買い方をお勧めしたくなる一冊でした。
殺人事件の内容的には、あんまり推理可能という感じはしなかったですが、 あらかじめ前書きなどで予防線を張ることによって反論を封殺するという意味でも面白い趣向だと思いました。