そう、ボコノン教ならね
友人との会話で出てきたので勢いで買った小説です。
割と奇書に近い気がしますが、奇書の中では読みやすい方だと思うので、奇書初心者にオススメできる一冊でした(?)。
前情報として、架空の宗教であるボコノン教というのが出てくると聞いていて、
話のスパイス的に出てくるのかなと思っていましたが、
思っていたより、かなり話全体の根底にあるものでした。
内容としては、あらゆる液体を固体化する「アイス・ナイン」という物質が出てきたり、
いろいろな出来事があるのですが、
総じて、ボコノン教を絡めてのユーモアのある話というところに落ち着いているかなと思います。
架空の宗教だと、空飛ぶスパゲッティ・モンスター教とかが有名ですが、そういうのに興味のある人は楽しめそうかなと思いました。