明けまして、ご愁傷様です。

あけましておめでとうございます
昨年は読んだ本の数が少なく、ブログの更新も少なめでした。
今年は、もう少し増やしたいと思います。
なんだかんだで、去年は「ドラえもん」全巻読破などをして、時間を取られてしまいました。

ちなみに、今年は「中二病」をキーワードに生活することにしました。
なので、「中二病」な本が多くなるかもしれません。

ということで、今年もよろしくお願いします。





B.A.D. 8
繭墨は髑髏に花を手向けない
著者  :綾里 けいし
イラスト:kona
分類  :小説
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★
キャラ   :★★★★

今回は起承転結の「承」ぐらいでしょうか。 前回に引き続きあさとや舞姫や久々津が出てきて、伏線っぽいものもいくつか出てきます。 特に、あさとの能力に言及している部分もあり、第二編のもっとも盛り上がっていく部分と言えそうです。 B.A.D.全体を通して、能力という概念ははっきりと存在するにもかかわらず明言されることを避けられている感じがします。 あさとの能力に関しても、「願いをかなえる」という漠然とした説明はあっても、その本質や制限などについてはほとんど言及されていませんでした。 (まぁ、最も謎の能力者は繭さんという気もしますが・・・) 今回はそんな、あさとの能力が少し明らかになります。 また、今回は雄介とは別行動となっていますが、彼の行動や心情の変化が次の話に大きくかかわってきそうです。 次回で、ひと段落付きそうな感じですが、続きの気になる一冊でした。