ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける
著者 :横塚司
イラスト:マニャ子
分類 :ライトノベル
総合評価 :★★
文章 :★★★
内容 :★★
キャラ :★★★
古くからあるテンプレとして,
「むかしむかしあるところに,おじいさんとおばあさんがいました.」
というのがありますが,最近は
「俺は,ある日,異世界から転生してきて魔王軍の一員として働いている.
今日もいつものように,ダンジョンに侵入してきた,勇者の排除に勤しんでいた.」
みたいな感じの出だしが,ごく普通に使われるのがすごいと感じています.
つまり,何が言いたいかというと「モンスター文庫ぱねぇ」ということです.
モンスター文庫は比較的最近(2014年)にできた双葉社のレーベルですが,全体的にタイトルがすごい.
タイトル一覧だけ見ても,なかなか刺激的なタイトルが並んでいます.
今回は完全にカンで一冊選んで買ってみました.
RPGを傍から見ている感じの物語で,非常に軽いので一気に読めてしまいました.
今回は一話ということで,いじめられっ子の主人公がヒロインとパーティを組んで,
さらに,生き残った人でチームを編成していくという話です.
付与魔法と召喚魔法のどちらにステータスを振るか迷うというような場面もありますが,
まだ,天秤にかけるという程ではないので今後さらに選択を迫られる場面があるのかもしれません.
とにかく読むとRPGがやりたくなる一冊でした.
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