普通ってなんだ?


誰かの幸せを願って、他の誰かを傷つけることは普通だと思ってた

あれ?もしかして普通じゃないのか?

アンチリテラルの数秘術3
著者  :兎月山羊
イラスト:笹森トモエ
分類  :ライトノベル
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
キャラ   :★★★★
内容    :★★★★★

今回のテーマは「虚数」です。 この本は毎回テーマが変わるし、面白いのだからわかりやすいサブタイトルをつけると良いのではないかと思った。 ちなみに1巻は「確率」で2巻は「集合」でした。

今回は虚数を操っているというわけでは無いような気がしましたが、まぁその辺りはご愛嬌ですね。
特に今回の話で気に入った話題としては「神様は自分に似せて人を創ったのだと言われている」からの「不気味の谷」理論の展開は面白い解釈だと思いました。
また、「人が前へ進んでいくためにはi(ウソ)が必要だったからだよ」という部分では誰がうまいこと言えとと一人でツッコミを入れてしまいました。