今まで数多く(少なくとも600以上は見ていることが最近判明しました)のアニメを見てきましたが sola はその中でも上位に入る面白さだったと思っています.
各キャラ(モブキャラ含む)が個性的で,それぞれ信念を持って行動し,それらが絡み合って最終的な結末に至る物語として非常に評価の高いアニメでした. ちなみに,作中で出てくる「トマトしるこ」は気になったので自分で作って食べたほどです(味はお察しください). というわけで,そんな sola の原作者である方の作品なので即買ってしまった作品の紹介です.
「現実世界のすぐ隣に存在する世界をとじることを生業とする死神の存在」というありそうでなかった設定のテンプレートをうまく作ったところにこの本の見所があると感じました. この本では主に二つの世界しか出てきませんでしたが,設定自体は汎用的なのでさらに多くの物語が創れそうだなと感じました・ また,テンプレ的でありながら,それぞれの世界の話では伏線あり,落ちありの飽きないストーリーになっているのも見所です. 小説的にも多くを語りすぎない感じで,それぞれの世界の話で最後に,「あれ?これってこういう解釈でいいんだよね?」といった感想を抱いて,つい友達と話したくなる内容でした.
まぁ話す友達いないんですけどね
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