双方向型ネットワーク対応仮想空間共同構築システム

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Winnyの技術
著者:金子勇
分類:技術書
評価:★★

この本を手に取った理由は・・・


作者が有名だからですね

知らない人のために言うと
例の逮捕された人です。

Winnyで

<Wikipediaより 一部改変>
2001年にP2P技術を利用したファイル共有ソフト「Winny」を開発し、
著作権法違反幇助した罪で起訴される。

元東京大学大学院情報理工学系研究科特任助手。

情報処理推進機構 (IPA) の未踏ソフトウェア創造事業の一つ「双方向型ネットワーク対応仮想空間共同構築システム」に参加している。

<説明終わり>

個人的にはいくらwinnyが悪くても作者を逮捕するのはどうかなあと思う
ダイナマイトだって作った人は逮捕されてないんだし


ところで、
「双方向型ネットワーク対応仮想空間共同構築システム」
って
なんか長門っぽくない?
と友人が言っていた。
長門と言えば最近「長戸有希の貝殻」というソフトを発見
結構、おもしろいソフト集かも、と思っている

自分は長戸有希の出力を愛用中
パソコンでどんなにまともなことをやっていても遊んでいるようにしか見えない

わー、本の内容に触れるスペースがっ・・・ ・・・ ・ ・ ・
ということで↓

/////内容メモ///////////////////////////////////////////////////
コンセプト
匿名性
共有効率
Windowsネイティブプログラム

ファイル共有
第一世代…サーバークライアント制とP2Pの併用
第二世代…完全P2P
第三世代…キャッシュの導入
Freenetと言うソフトを出発点にした

ネットワーク
いつ離脱しても全体に影響を与えない
上流と下流に分けコンピュータの速度によって役割を変える
クラスタリングと言う似た好みのノードを近くに集めることで、通信を速くしている

ファイル
本体からキーを作成。キーには要約情報と持ち主情報をのせる
キーは持ち主から上流のほうへ配布されるが、一定時間の寿命で消える
消えたときにまだ持ち主がネットワーク内にいれば、再発行を行う
ファイルを検索する人はこのキーを持っている人を見つけて、キーの情報を元に本体ファイルの持ち主を特定できる
また、キーは一定確立で書き換えられ、書き換えた地点を中継として、その中継のノードを通してやり取りする場合もある

ファイルをブロックに分割し、暗号化してキャッシュファイルとする
こうすることで、非同期や多重ダウンロードを可能とした