2015年6月2日
category: ライトノベル

助けて繭えも~ん

繰り返しながらひたすら同じことを主張する
ドラえもんとかにも通ずるものがある。
但し、グロ注意.
本とかからしか学べないことってけっこうあるんだなぁとつくづく思う今日このごろである
世の中、割りとドラえもんのことほとんど知らない人がいるし

B.A.D.6
繭墨はいつまでも退屈に眠る
著者  :綾里 けいし
イラスト:kona
分類  :ライトノベル
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★
キャラ   :★★★★

今回は目を抉って,這う女,鴉という定番の怪異シリーズです.
B.A.D.では初期からだいぶすっ飛ばしていたので,割と新鮮です.
B.A.D.シリーズでは毎回かわる様々な事件を通して,
似たようなことを違う側面から捉えているようなところがあり,
奥の深い小説です.
今回のテーマの一つは「人の幸福は人それぞれ」ということです.
「人の幸福を邪魔すると犬に喉を噛み切られて死ぬ」という諺?は今後使って行きたいです.
また,今回の見所として白雪さんが訪問して修羅場になるというシーンを忘れてはいけません.
白雪さんがややヤンデレっぽい感じになっており,もとのキャラを忘れつつありますが・・・
キャラがどんどん増えていき,皆それぞれに思いを持っていたりして非常に今後が楽しみです.

(さらに…)

2015年5月4日
category: ライトノベル

食べるということ,孕むということ

B.A.D.5
繭墨は猫の狂言を笑う
著者  :綾里 けいし
イラスト:kona
分類  :ライトノベル
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★
キャラ   :★★★★

今回は狐を異界においてきた後の話がメインです.
狐がいなくてもなんだかんだで狐の影響を受けた人はいるわけで,
自ら化け物を名乗り,狐の模倣をする猫(神宮ゆうり)も現れ,
その関係で新たに起こった事件を解決する話です.
今回の事件は「指を吐く花が咲き,花を食べる」話です.
この部分だけ取り出してもだいぶ意味不明ですが,いつもどおり安定の狂気にあふれた一冊です.今回で,また狐関係のストーリーがひとつ進んだわけですが,今後このシリーズが何処に進んでいくのか全く予想もつかないので,次の巻も楽しんで読めそうな気がしています.
よくよく考えてみると,ここまでのB.A.D.シリーズを通して,食べるということと孕むということはよくテーマとして取り上げられている.
実際,メインの二人も,繭さんはチョコレートを食べているし,小田桐くんは鬼を孕んでいる.
互いに自分とは異なる何かを自分の中に含むということである.
これらの違いとしては何があるのだろうか.
この二つのキーワードについても今後なにか明らかにサれていくのだろうか楽しみです.

2015年5月2日
category: ライトノベル

コミュ症同士でも仲良く慣れるとは限らないという永遠の命題

先日,「エイプリルフールズ」という映画を見に行った.
いわゆる群像劇で,登場人物が非常に多いですが,
名前のでてくる登場人物はほとんどいないので,記憶力のない私でも気楽に見ることが出来ました.
登場人物に名前がついていないので,勝手に名前を付けて脳内で呼ぶという遊びもできます.
その映画によるとコミュ症には芋けんぴがいいらしい.(注:コメディ映画です)
ということで,芋けんぴを食べながらブログ更新しています,
それとは,別の日ですが,ゲーマーズでふらふらしていたら目についてしまった本を紹介します.

ゲーマーズ
著者  :葵 せきな
イラスト:仙人掌
分類  :ライトノベル
総合評価  :★★★★
文章    :★★★
内容    :★★★
キャラ   :★★★★★

一言でこのラノベを説明すると,「すれ違い系ラブコメ ~ゲームを添えて」というべきでしょうか.
程よいネタと軽快なストーリー展開で,一気に読みきれてしまう小説です.
やりこみ系のゲーマーと楽しみたい系のゲーマーというあまり注目されないが,
確実に世の中に存在する2派閥の関係とラブコメという組み合わせの本です.
特に,私は,あまり小説で(まともに)取り上げられることの少ないゲーマーに焦点を当てている点が面白いと感じました.
また,著者はあの「生徒会の一存」の著者なので,キャラクタが非常に際立っているという点も魅力です.
ちなみにゲーマーズで購入すると,特典ミニ小説的なものがついてきます.
登場人物たちのゲーマーズでの一シーンを描いた内容で,本編とは違いややメタな感じがあって面白いです.

(さらに…)

2015年3月16日
category: 小説

俺達の人生はまだまだこれからだ

久しぶりの更新ということで,
買ってから時間が立って「なんで買ったんだっけ?」と思ってしまった本です.

葉桜の季節に君を想うということ
著者  :歌野 晶午
分類  :小説
総合評価  :★★★
文章    :★★★
内容    :★★★
キャラ   :★★★★

この作品のまず最初に興味をひかれる点は,
主人公が元私立探偵で「何でもやってやろう屋」というのが印象のやや個性的なキャラクターというところです.
普通のミステリーを読み飽きて,少し別のジャンルも読んでみようかなと考えている人におすすめできる本でした.
なんで買ったんだっけと思い返してみたら,
この作品は2004年の,「このミステリーがすごい!」の1位ということで見つけた本でした.
本格ミステリーと帯には銘打ってありましたが,
実際はミステリー要素よりも普通の小説としてストーリーを楽しむ事のできる作品でした.
実際,最後まで読んで,「それが言いたかったのか!」という驚きでした.
事件の方は最後まで読んでも,「え?で?どうなったの?」というような部分もあるので少しびっくりしましたが,
一応謎はほぼすべて明らかになっているので,こういうのもありかなと思いました.

2015年2月1日
category: ライトノベル

お兄様の好きなあの海にもう一度行きましょうね

Occultic;Nine1 -オカルティック・ナイン
著者  :志倉千代丸
イラスト:pako
分類  :小説
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★
キャラ   :★★★★

主人公はオカルトをネタにした掲示板の管理人で,
カフェを拠点にしている.
という「現代+オカルト」をテーマにするには絶好の中二病設定で,
最初からテンションの上がる展開でした.
最初は登場人物が多くて覚えるのが大変かな?と思ったけど,
キャラが立っているので読み進めていくうちに特に苦もなく覚えられました.
展開はややゆっくりですが,日常的な会話にもところどころにネタがあり楽しみながら読める一冊でした.
まだ,一巻は序章という感じで今後どうなっていくのか,2巻が待ち遠しいです.
公式ページもあるらしい:http://occultic9.jp/

2014年11月27日
category: ライトノベル

事実は小説よりも奇なり

知り合いが結婚直前(指輪購入済み)まで行って彼女と別れたらしい.
何が起こったのか全くわからなかったが,
現実は何があるかわからないということらしい.

B.A.D.4
繭墨はさしだされた手を握らない
著者  :綾里 けいし
イラスト:kona
分類  :小説
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★★
キャラ   :★★★

まさかの狐編ラストです.(別にネタバレじゃないよね?)
どうせ,このシリーズはずっと「狐」と戦い続けるんだろうなと思っていた自分にはそれが一番衝撃的でした.
今回の話はこれまでの総集編からの最終回という感じで,濃い内容になっています,
今までずっと安定して(ほぼ傍観して)いた繭さんが攻めに転ずるところなども今回の見所です.後は,繭さんの死体を見て吹っ切れた小田桐くんも見どころです.
若干,過去の登場人物も出てくるので,「誰だっけ?」というふうにならないようにするためにも,
今までの復習を十分にして,挑みましょう.
僕は負けそうになりました.

2014年11月26日
category: マンガ

ばとる!ばとるー!

NOT LIVES -ノットライヴス- 1-6巻
著者  :烏丸 渡
分類  :マンガ
総合評価  :★★★★
内容    :★★★★
キャラ   :★★★★★

ゲーム作りが趣味の少年が主人公ということで買ってみました.
とりあえず一巻だけのつもりでしたが,つい最新刊まで一気に読み進めてしまいました.
内容としては殺人ゲームに巻き込まれるタイプのバトルものです.
戦闘は普通の街中(ただし,一般人は停止している)でアバターを使ってプレイヤー同士が間接的に戦うものです.
1~4巻は,登場人物が少ない+テンプレートどうりで脳に負荷をかけずにスラスラ読み進めることが出来ました.
5巻,6巻ぐらいから徐々に面白そうな展開になっていきます.
勉強の息抜きなどにはおすすめの一冊です.
まだ,やっと面白くなってきたところなので続きがとても気になります.

2014年10月25日
category: ライトノベル

「なるほど」「すごいな」「悪いのはキミじゃない」

話し相手(男)が彼女の話しをしてきて正直面倒な時に使える3つのセリフを考えてみた.
自分の経験上,雑談レベルでは相手はこちらの意見を聞いていないので適当に返しておいて全く問題無いというのが最近たどり着いた答えだ.実際,彼女の話をする男には次の3つの言葉で適当に対応している.
「確かに」「それはすごいですね」「僕もそう思います」
また,合コンに行ってきた話など,彼女がいない人バージョンも必要なのでその場合には次の3つで対応している.
「確かに」「難しいですね」「まだチャンスはありますよ」
これ以外のアドバイスや自分の考えを言っても無視または根拠の無い反論しか返ってこないので無駄というのが最近得た結論だ.

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
幸せの背景は不幸
著者  :入間人間
分類  :ライトノベル
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★★
キャラ   :★★★★★

ずっと読みたいと思っていた本にようやく手が出せました.
心に傷を負っている系主人公&ヒロインで有名な作品なのでずっと読んでみたいと思っていました.
一番の見所はやはりみーくんとまーちゃんのキャラクターでした.
ストーリー的にもそこそこおもしろいですが,唐突な話や独特な言い回しなどが特に際立っている本でした.
また,登場人物も主にまーちゃんとみーくんを中心に書いてあり,スッキリした構成で非常にわかりやすいです.

2014年9月27日
category: マンガ

今週で人生が終わる

めめんと森
著者  :ふみふみこ
分類  :マンガ
総合評価  :★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★
キャラ   :★★★★

「『殺すぞ』と言われて恋をしました」というオビを見た結果,
これは買わなきゃという義務感に駆られて買ってしまいました.
内容としては葬儀屋で働く主人公のめめが「殺すぞ」が
口癖の上司に恋をするという話です.
少年誌とかのマンガではありえないような設定かつ場面なので,
非常に良い刺激を受けるおすすめの本です.
マンガでこれ一冊で完結しているので一風変わった本への導入として非常に良いと思いました.
ただし,僕のように変わった本や死に関する本をよく読んでいる人だと少し物足りなく思ってしまったというのが事実です.
ちなみに僕は最初,断章のグリムの雪乃の口癖である「殺すわよ」が思い浮かんで来ました.
つまり,何が言いたいかというと

狂気が足りない!!

激辛カレーに慣れてしまって,普通の辛口が全く辛く感じない人の気持ちがわかったような気がしました.

2014年9月13日
category: 小説

広大な自然風景を見ると感情が吸い取られる気分になるよね

星を継ぐもの
著者  :ジェイムズ・P・ホーガン
分類  :推理小説
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★★
キャラ   :★★★

人類の起源+宇宙ものというSFの代表格です.
若干ミステリー要素もありますが,
どちらかと言うと真相に辿り着くまでの過程を楽しむような作りになっています.
月で人類と思われる生物の死体が発見されるところから始まり,
人類の起源にまでせまるというスケールが徐々に大きくなっていく様子が壮観です.
また,調査によって,いくつかの事実が出る度に,その事実を説明する仮説をいくつも立てて,
徐々に,説明がなされていき,最期に一気に筋を通すところも見どころです.
ハードSFと分類されるようですが,それほど小難しい話が出てくるわけではない(特に後半)ので,
割りと勢いで読める感じです,

2014年7月28日
category: ライトノベル

人生楽しい

「人生」の結末を知っている
最近の口癖は「人生( http://www.vap.co.jp/jinsei/ )楽しい」です.

B.A.D.3
繭墨はおとぎ話の結末を知っている
著者  :綾里 けいし
イラスト:kona
分類  :小説
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★
キャラ   :★★★★

3巻にして,繭墨あさととの対立が表面的になってきて,面白くなってきました.
今後の展開が楽しみです.
その一方で,キャラが増えてきて徐々に覚えるのが難しくなってきました.

2014年7月27日
category: 小説

理由なく人を殺せるぐらいでないと、狂っているうちには入らないさ

アインズヴァッハの門に元ネタってあるんだろうかと気になっている今日このごろ

殺人鬼―覚醒篇
著者  :綾辻 行人
分類  :推理小説
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★★
キャラ   :★★★

キャンプ中に殺人鬼に襲われ,その殺人鬼から逃げて生き延びるというストーリーです.
序文を含めて比較的ヒントが多いので,
「推理可能な小説」に分類可能ではあると思うのですが,
「論理的に推理可能な小説」かどうかは微妙なラインだと思っています.
最初は登場人物が多いので,覚えるのが大変と思っていましたが,
サクサク死んでいくので問題ない(?)です.
ちなみに,こういった推理系の小説は電子書籍だと非常に読みにくいということがわかりました.

2014年7月27日
category: ライトノベル

「神」は実在する

最近,B.A.D.を読んで精神状態を保っている感じがあるので

B.A.D.2
繭墨はけっして神に祈らない
著者  :綾里 けいし
イラスト:kona
分類  :小説
総合評価  :★★★★★
文章    :★★★★★
内容    :★★★★
キャラ   :★★★★★

今回は書いた文字が,その文字の表す物どおりに動くという異能が出てきます.
「蛙」や「虎」や「龍」まででてきますが,やはり一番の見どころは「神」でした.
一体,「神」と書いた時に何が起こるのか気になる人は是非読んでみてください.
そういえば1巻でもでてきたポンポンのついた寝間着の挿絵が出てました
ちなみに,最初見た時に蛙だと思ったら本編中ではカメレオンのポンポンというふうに書いてあった.
ハエを捕まえている途中というのがイケてるデザインだと思いました.
欲しい!!

2014年6月28日
category: ライトノベル

この世界に出会いを求めるのはやはり間違っている

最近リアルで,「休みの日に遊びに行った」というと,
よく「女の子と?」と返されるようなコミュニティに所属してしまっているようです.
「当然,ぼっちだよ!!」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
著者  :大森 藤ノ
イラスト:ヤスダ スズヒト
分類  :ライトノベル
総合評価  :★★★
文章    :★★★
内容    :★★★
キャラ   :★★★★

ダンジョンが存在する世界で,ダンジョンのある都市に冒険者が集って年を形成しているという世界観です.
世界樹の迷宮とかと似ている設定かも...
RPGとかでよくある設定に小説という利点を活かして,解説とかを加えているのが面白いところです.
割と話題になっているので読んでみましたが,最近,アレな小説を読みすぎているせいか,狂気が足りないと感じてしまいました.

2014年6月13日
category: 小説

スターチャイルド(笑)

2001年宇宙の旅
著者  :アーサー C クラーク
分類  :小説
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★
言わずと知れた名作ですが,映画は見たことありません.
映画も一度見てみたいと思っていますが評判を聞けば聞くほど見る気力が(ry
この小説のあとがきもほとんど映画の話なので,あまりぴんとこないあとがきでした.
内容的には全体を通して3つのモノリスが登場し,徐々にモノリスの秘密と狙いが明らかになっていくという流れで,人類史に対する陰謀論的な話です.あとはモノリスとは直接関係なくHAL9000という人工知能が出てきます.
この小説が与えた最も大きな影響は内容ではなく,これら2つの単語なのではないだろうかと思っています.
詳しい説明としてはこちらが非常に優秀でした
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/2001%E5%B9%B4%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%97%85
私は「HALも木から落ちると言うでしょ」のところで爆笑でした.

2014年6月9日
category: 小説

80分フレンズ

1周間のはじめに一週間フレンズあるの地味に破壊力がある.

博士の愛した数式
著者  :小川洋子
分類  :小説
総合評価  :★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★
キャラ   :★★★★

80分で記憶がリセットされる博士と家政婦と家政婦の息子(ルート)の話です.
野球の話と数学の話と記憶の話があって,これらが程よくミックスされたような作品です.
ただし,3つも要素があるせいもあり,オイラーの公式に対する言及が少なかったり,いくつかの要素が消化不良のまま終わってる印象を受けました.
逆にいうと,難しい数学の話などはほとんど出てこないので割りと読みやすい本にまとまっている感じでした.
あと記憶喪失ネタに関して思ったことが2点ほどありました.
1つ目は時間制限のある記憶ネタって時々あるけど,実際にそんな病気ってあったりするんだろうか?という疑問で,
2つ目はこういった病気になった場合って自身がどう振る舞うかという問題とか周囲がどう振る舞うかと行った問題があると思うが,実際にはどういった対処法を取ることが多いんだろう?という疑問です.
具体的には,「一週間フレンズ」では記憶喪失の演技であることを疑うという描写があったけど,「博士の愛した数式」ではそういった描写はなかったので,実際の病気の人はそういった問題をどう解決しているのかなどが気になった.
特にこの2つの作品での記憶喪失の登場人物は両方とも割と温和な性格なので物語が深刻になり過ぎないという効果が出ているけども,現実的には元の性格がどういう性格かで苦労の度合いが大きく異なりそうだなと感じました.

2014年5月21日
category: ライトノベル

誰に許されぬとも私の今立っているこの場所が私の居場所だ

先日,中国語読めるか?と聞かれ一応見てみたが,全くわからなかった.
中国語選択だったのに・・・
というわけで,
ドイツ語選択でドイツ語が少しでも喋れる工兵さん素敵です

なれる!SE11
絶対?管理職宣言
著者  :夏海公司
イラスト:Ixy
分類  :ライトノベル
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★★
キャラ   :★★★★

工兵がだんだんと人間離れしてきた気がする.
そして,キャラクターが多くなってきて辛くなってきました.
個人的にはここらで一回総集編が入って欲しいところです.
今回の話は,スルガシステムに子会社が出来る話です.
薄々気づいていたが,なにげにスルガシステムって大きい会社なんじゃないだろうか.
ちなみに,表紙の絵の人はその子会社のリシーです.

2014年5月19日
category: マンガ

リアル風見野市は二子新地にあったのか?

先日,二子新地に行こうと思って二子玉川と溝の口を2往復してしまった.
おかしい.
何度二子玉川発各駅停車に乗っても次の駅,二子新地には辿り着かず,溝の口に着いてしまう.
これが空間のねじれか?
しかたがないので,歩いて
二子新地に向かったら日射病+人間恐怖症に襲われて結局たどり着けなかったという.
これはもはや世界が二子新地に行くことを妨げているとしか言いようが無い!!
死にたい!!

空が灰色だから1巻~5巻
著者  :阿部共実
分類  :マンガ
総合評価  :★★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★★
キャラ   :★★★★

久しぶりのマンガです.
この漫画を一つのセリフで表現するのであれば
「社会にうまく馴染めないはみ出し者の人間だけが有する孤高の心はひどく美しい.人と違い理解されない忌み嫌われ疎外されきょう気と呼ばれ封じ込まれていた純真な心の解放」
と言った感じです.
基本的には短編なので1巻だけでも十分楽しめます.
自分はつい勢いで1巻~5巻まで全て読んでしまいました.
毎セリフごとにいいセリフが多すぎて困る.
最期にもう1セリフ.
別に気軽に死にたいくらい言ったっていいだろ!受験疲れだよ!
こうやって落ち込んだ時にわざとネガティブになって
心のバランスを保ってるんだぞ!
たまには後ろ向いたり
暗い気持ちに浸ったりしないと
心はパンクしてしまうんだ!

2014年5月11日
category: 小説

コナンは一体何回嘘を付いているでしょう

名探偵コナンで何人死んだかは度々話題に登る問題ですが,
何回嘘を付いているかという問題も気になるところですね.
コナン最大の罪は今のところ証拠捏造がMAXだと思っているが,異存は認める

嘘つきは探偵の始まり
おかしな兄妹と奇妙な事件
著者  :石崎とも
分類  :小説
総合評価  :★★★
文章    :★★★
内容    :★★★
キャラ   :★★★★

始まりが秀逸で,
二人の別々に入った泥棒がある家で偶然出会ってしまい
「私はあなたの妹ですよ。お兄さん」
「実の妹の顔を忘れるなんて兄失格だな」
という会話を交わすシーンが印象的でした.
タイトルは推理小説っぽいですが,あまり,推理小説っぽい側面はなかったです.
もう一つ別に,
あとがきの有名な泥棒を何人か上げている中に怪盗キッドが出てきて,時代の流れを感じた.

2014年5月4日
category: 小説

猫が生きる意味ではダメですか?

少し前,飛行機の中で「Frozen」というディズニー映画をみたが
タイトルだけ知っていた「アナと雪の女王」だと物語の途中までわからなかった.
だって原題とぜんぜん違うタイトルだし,童話の「雪の女王」と全然違う設定だし...
という残念な話がありました.

夏の扉
著者  :ハインライン
分類  :小説
総合評価  :★★★★★
文章    :★★★★★
内容    :★★★★★
キャラ   :★★★★

かなり読みやすいSFの一つだと思います.猫好きやSF好きの人には是非おすすめしたい一冊です.
「夏への扉」というタイトルも面白く,
ネコが冬(特に雪の日)猫用の扉ではなく人間用の扉を逐一確認して,
そのどれかが夏に繋がっていないかと期待していた
という話から始まるSF小説です.
調べてみると原題も「The Door into Summer」で同じタイトルでした
冷凍保存という技術の応用力の高さを表していますね.
時代背景としては近未来を描いています.
冷凍保存は一般化してるけど時間旅行は限定的という状態です.
まぁ,年代的には2000年にはそれらが実現している事になってるんですが,
まだ全然実現までは程遠いですね.

(さらに…)