嵐の夜に帰れなくなったので旅館に泊まろうと思い,
近くの宿に入ったが同じ考えで人が集まっており,
相部屋しか無いと言われたので了承し,指示された部屋に向かってみると
なぜか異形の者たち(人型の妖怪のようであった)が部屋にいて,
相部屋で一晩過ごした
という夢を見た
識別組子とさまよえる不死
著者 :野崎まど
分類 :小説
総合評価 :★★★★★
文章 :★★★★★
内容 :★★★★★
キャラ :★★★★
この本のテーマは「永遠の命」についてです.
「永遠の命」を持っている識別さんが殺されて蘇った識別さんと一緒に
犯人を探すという話です.
永遠の命について考察するとネタバレしそうなので下の方に分けて書きました
また主人公は教師ということで,別のテーマとして「教育」というのもあります.
特に既存の物の限界,今回の場合だと「教育」の限界であるが,
について考えてみると面白い発見がありそうで楽しそうだと思いました.