ライトノベル」カテゴリーアーカイブ

素数を数えるんだ!!(本気で)

今回は結構お勧め本なのでアマゾンにリンクとかしてみた

よくわかる現代魔法
1「new edition」
著者  :桜坂 洋
イラスト:宮下未紀
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★★★
文章     : ★★★★
内容     : ★★★★★
キャラクター : ★★★★
一言で言うと「魔法もプログラムもコードという観点では同一のもの」という感じです。
名前の通り現代の世界で魔法でドンパチやります。
ただし、魔法はコンピュータを用いて組み上げるのが現代魔法だそうです。
プログラミングをやったことのある人なら見てるとかなり面白いかも。(ただし小説版に限る)
アニメを見て面白いと思った方も、絶望した方も、ぜひ小説のよくわかる現代魔法を読んでみてほしい
ちなみに、ぼくは職業的プログラマーではありません
プログラミングは妄想を具現化する方法の一つだと思っています
ここでちょっと暴走します。
まだ書いてないけど、内容的に暴走しそうなので先に言っときます
この物語中に出てくる美鎖さんの
「素数を遅延評価で求める」というセリフについて
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

(さらに…)

もこたんINしたお!

うちで飼ってる犬の名前と友達の猫の名前が一緒だった
まあ、そんなことは置いといて
操り世界のエトランジェ
永遠のリザルト
著者  :赤月 黎
イラスト:武藤 此史
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★★
文章     : ★★★
内容     : ★★★★
キャラクター : ★★★★
今更ながら主人公の能力がチートっぽいなあと感じてしまった。
だんだん登場人物の数が多くなってきて把握できなくなってきた・・・
ところで山田太郎って名前の人っているのかな?
<県名>+太郎って名前でもいいんだけどなあ
でも、これらの名前の人ってなんか親の作為を感じるなあ
名前と言えば
名前ランキングにミク、リン、レン、カイトがいる件について
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/etc/ranking/best100/
これは、来年あたりにルカが参加してくるに違いない!!
と思ったら98位に瑠花がいたーー

引き籠り、きもい、カオスは褒め言葉です

最近引き籠りです。
まあ、ぶっちゃけ最近だけではない気もするが・・・
今日は本を読んだりゲームをしたり充実したような一日でした。
再び動き出すのはいつ何だろう
という気持ちをこめて
操り世界のエトランジェ
リアクト
著者  :赤月 黎
イラスト:武藤 此史
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★
文章     : ★★★
内容     : ★★★
キャラクター : ★★★★
操り世界のエトランジェの番外編に当たる本です。
まあ、「操り世界のエトランジェ」を見てなくても読めそうではありますがその場合はこの本を見た後にぜひ本篇も見てみるべきだと思います。この本単体よりどちらかというと本編とのつながりを楽しむ本といった感じでした。
特に3巻から5巻にかけて本編といろいろ絡んできています。
こういう本が書けるのは、世界観を始めにしっかりと構築しているからだなというのを深く感じさせてくれました
この「操り世界のエトランジェ」全体を見ていっても人間のかかわりや能力の絡み方がすごく練られている点が非常に素晴らしいと思います。
と、すぐに書き手側のことを考えてしまうのはしょうがないことなのだろうか
明日から働く ・ ・ ・

私は、一生子供でいい!

黄昏色の詠使い ~アマデウス、謳え敗者の王
著者  :細音 啓
イラスト:竹岡 美穂
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★★
文章     : ★★★★
内容     : ★★★
キャラ    :★★★★★
黄昏色の詠使い ~踊る世界イヴの調律
著者  :細音 啓
イラスト:竹岡 美穂
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★★
文章     : ★★★★
内容     : ★★★
キャラ    :★★★★★
ここで、伏線を出し切った感じです。
じりじりと進展しながら、今後につなげていくといった感じでしょうか。
こういう感じが5月という鬱々とした気分に読むにはぴったりです。
あ~、なんか鬱すぎて書くのも嫌になってきた~
だが、断る
この二つの話で、灰色名詠のことやクルーエルのこと、そしてセラフィノ韻語のことが少しずつですがわかってきます。
セラフィノ韻語についてですが、
前から何か解読方法があるのではと思って紙に書きなぐってみましたが、全く規則やらが見えてきませんでした。
ググったら解答が出てきそうですが、ググったら負けだと思っている
グーグルと言えば昨日、グーグルの検索で先輩と遊んでいました。
グーグルはあの検索窓にコマンドを打ち込むことで、複雑な検索ができるのですが、いかんせん内部が複雑で一体全体どういう計算を中でしているのかが分かりませんでした。
今後も、グーグルとは長い付き合いになりそうなので何とか解析したいと思っています。

マリアリが俺のジャスティス

緋弾のアリア
著者  :赤松 中学
イラスト:こぶいち
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★★
文章     : ★★★
内容     : ★★★★
キャラ    :★★★★★
よくあると言えばよくある、特殊能力+学園+バトルな感じの物語です。
まあバトルとはいっても、ただドンパちやるのではなく、推理;戦闘が50:50ぐらいです
主人公はよくある普通に暮らしたいと願う全然普通じゃない少年、遠山キンジ
彼は少し変わった能力を持ち武偵高というまた少し変わった学校に通う。
この手のものが好きな人は一度読んでみると結構楽しめるかもしれない。
また、キャラが結構立ってるのも見どころかもしれない。
一巻でだいぶ伏線やらキャラやらを出してきているので今後続くとどんどん面白くなりそうです。
まあ内容は毎回テキトーな書き方ですが、中身なんて見てみなくちゃ分かんないところがあるから「~な人向け」って感じで書いておけばいいんじゃないかなと思っています。
まあ、そんなのが嫌だという人はブラウザの「戻る」でも押せばいいんじゃないかな
例大祭6記念でひとつ紹介
「すべてがMになる」
サークル:青空市場
分類     : マンガ、同人
衝動買いです。すみません。
なんか人が買ってるの見てたらすごく面白そうに見えたので買ってしまった
そして、読んでみたらすごく面白かった。
勘がいいほうに働いたようだ。なんかこういうことってよくあるよね。
ちなみにこれの元ネタと思われる「すべてがFになる」も以前このブログで紹介しました。

ペンフォーでもつらくないっ!

P C のメモリを増設したんだZE~
だが、一つの問題を改善するとまた別の問題が浮上してくるのがPCの世界
それは、もう一つのネックCPU。
Vista+Pentium4では増設したメモリを十分に生かし切れていない
しかも、CPUはそんな簡単に変えられないし、
ここはもう開き直るしかない!!
PCをしながら本が読めると思えばいい!
黄昏色の詠使い ~奏でる少女の道行きは
著者  :細音 啓
イラスト:竹岡 美穂
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★★
文章     : ★★★★
内容     : ★★★
キャラ    :★★★★★
黄昏色の詠使いの2巻です。
ちょっと世界が広くなりました。設定の拡大といった感じです。
だいぶ大きな枠組みを作ったので今後どういう風に内容をつけていくのか楽しみです。
っというか、続きがマジで気になる。
だが、まだ3巻を買っていない。
しかもここでテスト週間。 (むきゅ~っ)

今年もびりっと頑張るぞ~

黄昏色の詠使い ~イヴは夜明けに微笑んで
著者  :細音 啓
イラスト:竹岡 美穂
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★★★
文章     : ★★★★
内容     : ★★★
キャラ    :★★★★★
新年なので初の富士見ファンタジーです。
かなり読みやすい本ではあるけれども中身はしっかりしており、読みだしてしまうと続きが気になってしまうタイプの本です。
設定としても理解しやすく、特に色が同じものを詠べることができるというものです。
ただ、理系的な人としては光というのはさまざまな波長の電磁波が・・・
とか、考えてしまいます。
そういえば、この前ある本に「FFT」と書いてあるのを見かけて
高速フーリエ変換としか思えなかった自分がいますが普通の人はどうなんでしょう?
ちなみに正解はファイナル・ファンタジー・タクティクスの略だったのです
マジでビビった

はじめのところからはじめて、終わりにきたら辞めればいい

いやー今年も今日で最後です。
コミケ(C75)行ってきましたー
今年もすごい人で、今回は珍しく大行列に並んでみました。
おかげさまで待ち時間に結構小説が読めました。
断章のグリム なでしこ
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★★★
文章     : ★★★★
内容     : ★★★★★
キャラ    :★★★★
いやー、今回も面白かった。
だいぶ事件も複雑になってきました。
今回も蒼井君大活躍で超見どころ満載です。
何度も言ってるような気がしますが、この本は童話の独自の解釈や独特の世界観からとってもお勧めです
コミケで買った本についても、もしかしたら今後紹介していくことになるかもしれないのでよろしく~

絶望した!! 衰退した!!

人類は衰退しました2
著者     :田中ロミオ
イラスト   :山崎透
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★★
文章     : ★★★
内容     : ★★★★★
キャラ    :★★★★
生物が一生に打つ鼓動の回数は
どの生物もだいたい同じだそうです。
となると、もしかして楽しいことをしている時や緊張しているときのことが一瞬に感じられるのはそのせいかもしれませんね
体内時計ってもしかして鼓動を中心に計測しているとか
これも僕の不思議ノートにメモって置くことにしましょう
いつそんなものを作ったのかって
もちろん今です。
さらにもうひとつ最近気になることがあります。
「世の中には方言(ローカルルール)があふれている
絶望した。
方言だらけの世の中に絶望した。」
いきなり何を言い出すのかと思っているかもしれないので説明しましょう。
episode1
大学に入って生活環境が変わったのですが、
なんとそこではALIPROが通じないんです。
ここでずっこけてはいけませんよ。
ソレ系の人たちの中での話です。
僕の友達に聞いてみても
「アリプロ?
・・・ギアスの歌を歌ってた人か」
失望した!!
確かにその通りではあるが、
ギアスとセットじゃないと思いだせないんですか!!
まあ、全国的に見てアリプロが有名なのは間違いないと思われるので、
アリプロの人気には偏りがあるということが分かりました。
episode2
前にも言いましたが夏コミ74に行ってきました
そこで、「乃木坂美夏の麻衣ふぇあれいでぃお」の公開録音があったのです。
その時のことを友達に話したときのことです。
五十嵐雄策先生とか時雨沢恵一先生とかも来てたよー
と言ったら
時雨沢って誰?
と問い返された
――― 絶句した
だがよく考えてみるとその友人はアニメはよく見るが小説をあまり読まない人であった。
ラノベ好き≠アニメ好き
というのを実感した
何か、今日テンションが高いです
明日がアニサマだからでしょうか・・・
アニサマも人によっては通じない時があるんだよなー
まあ、それはともかく、アニサマだー
もしかしたら、またここでも当日の様子なんかを書くかもしれません

その花園に咲き誇る百合の花言葉は「純潔」

今日は高校のときの友人とカラオケに行ってきました。
久しぶりにあった友人たちの中には一部おかしくなった人たちもいました。
具体的に言うと、今まで普通だった人のテンションがだいぶ高くなっていました。
しかもちょっと「ゆり」な感じでした。
人は変わりゆくものだということを実感した一日でした。

で、「ゆり」ということで

断章のグリム8巻
著者 :甲田学人
イラスト   : 三日月かける
分類     : ライトノベル
総合評価   : <font color=red>★★★★★</font>
文章     : <font color=red>★★★★★</font>
内容     : <font color=red>★★★★</font>
キャラ    : <font color=red>★★★★</font>
今回の話はグリム童話の「なでしこ」の話です。
まだ上巻だけですが紹介します。
といっても、本当に途中なので、あんまり言うことがありません。
今回の話でまた世界に広がりができて今後の展開に期待ができそうです

今回はせっかく上巻だけで書いているのだから少し予測してみます

金森梢枝  ・・・お妃
木之崎一真 ・・・料理番
(近いうちに死ぬ人間の机の上に花の生けられた花瓶が見える)
石田臣   ・・・王子

予測というかそれらしいのを普通に当てはめたら上のようになりますね。
となると、泡禍が犬の形をとって現れていることを考えると木之崎一真が保持者ということになるかな。まあ、すべての始まりは花だった訳だし

でもこれだとちょっと単純すぎるかなー



神は存在する

人生という糸束には殺人という真っ赤な糸が混じっている
操り世界のエトランジェ 第一幕 糸仕掛けのプロット
著者     : 赤月黎
イラスト   : 甘福あまね
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★★
文章     : ★★★
内容     : ★★★★
キャラ    : ★★★★
なんか内容を説明するとメイドが出てきたり、山田太郎だったりとしていますが、内容はしっかりしています。
ただ、一巻なのにこんなに主人公強くていいんですか
もう、向かうところ敵ナシって感じじゃないですか
二巻が楽しみです。
実家のほうに帰ってきました。
高校の友達とテキトーに遊びにいきました
基本的に身内ネタな話しかしていないのでここでは省略にします。
ただ、みなさん、バイトや車校で忙しそうでした。
僕のバイトはそれほど忙しくないし、別に免許を取る予定もないので、自分だけちょっと置いて行かれた感じでした。
明日もまた別の高校の友人たちと会う約束をしているので楽しみです。
この報告ももしかしたらここで紹介するかもしれません。

予告通り
夏コミれぽーと~
夏コミに朝早くいって並んでいました。
そこで、待ち時間に読み切ってしまった本
人類は衰退しました
著者     :田中ロミオ
イラスト   :山崎透
分類     : ライトノベル
総合評価   : ★★★
文章     : ★★★
内容     : ★★★★
キャラ    :★★★
未来の話をする物語はよくありますが
だいたい人間が滅びた後や滅びる寸前の話がほとんどです。
しかし、衰退していく途中の状態というのは珍しいかも
夏コミ3日目に行ってきました
あんまりサークルの確認とかしてなかったので、企業展とお気に入りのサークルのとこしか行きませんでした。(朝は早くいく意味あんまないっすね)
今回学習したことは、「軍資金は余裕をもって用意しておきましょう」です
ほんとに、いい掘り出し物があるのに買えないというのは悲しいものがあります
ちなみに、webラジオ「乃木坂美夏の麻衣ふぇあれいでぃお!」の収録の様子も見ていきました。
なんか、この日は結構初めてのことが多くて戸惑ってしまいましたが、まあ次のための下見といったところなのでいい経験が積めたと思います。
常に下見を怠らないのは基本です(何のだろう?)
また、冬にも機会があればいきたいと思います

俯瞰風景

大学でゲーム理論というのを勉強し始めました
ゲーム理論とは社会現象を数理モデル化するものです。
社会現象が数式っぽくあらわされるとそれが違ったものを見ているように思えてくる
それが俯瞰風景

というわけで

空の境界
著者  :奈須きのこ
分類  :小説
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★★
キャラ   :★★★★
内容    :★★★★★

高校時代の友人が好きだった本です。
その友人が言うキノコ節というのを見てみました
友人の言っていた通りすごいですねー、
文章がカッコいいと言うのは初めての感想です

内容はこの三冊(上中下)の中に独自の世界観を詰め込んだ感じで
かなり濃い物語でした。

特に僕が面白いと感じたのは中巻あたりからです
独自の考え方やら概念やらでとても面白かったです。

本 本 本

~感じたことあるだろ、自分を取り巻く世界とのずれを
自分がまったくの異分子であるような、世界が自分を受け入れてくれない感覚さ~

 

新しい生活がはじまり、パソコン好きの友人は多くできましたが、本好きはあまりいませんでした。

ということで、一気に語ってみます。

 

文学少女と飢え渇く幽霊
著者:野村美月
イラスト:竹岡美穂
分類   :ライトノベル
総合評価 :★★★★★  

文章    :★★★★  
キャラ    :★★★★★ 
内容    :★★★★ 

文学少女シリーズ
相変わらずだがキャラが独特の雰囲気を放っている。
最近のラノベではこれほどのキャラはなかなかいないので貴重である。またこの話でもメインテーマとなる文学作品「嵐が丘」を挙げています

あまりなじみのない作品で僕も知りませんでした。今度読んでみようかなと思っています。

 

文学少女と繋がれた愚者

著者:野村美月
イラスト:竹岡美穂
分類   :ライトノベル
総合評価 :★★★★  

文章    :★★★★  
キャラ    :★★★★ 
内容    :★★★ 

今回の文学作品は「友情」(武者小路実篤)です。

前半部でちょっと毛色が違うかな?と思わせつつ、やはり文学少女でした。

今回は芥川君の心情に注目です。純文学のような激しい感情の動きは見ごたえ抜群です。

 

“文学少女”と穢名の天使(アンジュ)

著者:野村美月
イラスト:竹岡美穂
分類   :ライトノベル
総合評価 :★★★★★  

文章    :★★★★  
キャラ    :★★★★★ 
内容    :★★★

また新しい展開です。今回はテーマに「オペラ座の怪人」を使ってはいますが、特に琴吹ななせ関係に注目です。

次から次へと新しい展開の文学少女は読んでいて飽きが来ませんね、

 

“文学少女”と慟哭の巡礼者(パルミエーレ)

著者:野村美月
イラスト:竹岡美穂
分類   :ライトノベル
総合評価 :★★★★★  

文章    :★★★★★  
キャラ    :★★★★ 
内容    :★★★★★

とうとう、朝倉美羽編に突入。

この本を読み終えてみると、今まで文学少女シリーズを読んできてよかった。と思いました

しっかりと今までの伏線を取り入れつつさらに話を進めています。

これほどまでうまく構成された物語はなかなかありません。ぜひこの本をお勧めします。

 

 

~世界は美しい、悲しみと涙に満ちてさえ
瞳を開きなさい、やりたいことをしなさい
なりたいものになりなさい
友達を見つけなさい
あせらずにゆっくりと大人になりなさい~

 

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 引用 結界師  CLANNAD

桜舞うこの約束の地で

新年度スタートしました

 

今回は2007年に流行したミステリー作家の作品を集めた本を紹介します

2007TheBestMysteries
推理小説年鑑
日本推理作家協会

横山秀夫
「罪つくり」
評価 ★★★★
典型的な刑事ものだが、なかなかうまくできている

春口裕子
「ホームシックシアター」
評価 ★★
ミステリーというよりは「世にも奇妙な物語」的な感じ

蒼井上鷹
「ラストセッション」
評価  ★★★
ジャズバンドを題材にし、会話を中心に謎解きを進めていく。

不知火京介
「あなたに会いたくて」
評価  ★★★★
ミステリーといわれればミステリーだが、違うといわれれば違う。

桜庭一樹
「脂肪遊戯」
評価  ★★★★★
相変わらず、独特な雰囲気を出している作品

大崎梢
「標野にて、君が袖振る」
評価  ★★
古典を題材に、やはり会話を中心にして進めていく。

石持浅海
「未来へ踏み出す足」
評価  ★★★★
ミステリーとしてあまり題材にされることの少ない地雷除去に携わる人々の話。
なかなか面白い

北森鴻
「ラストマティーニ」
評価  ★★★
題名どおりバーを舞台にして、やや専門用語も出てくるが十分楽しめる作品

菅浩江
「エクステ効果」
評価  ★★★★
美容院での変わった客の話。美容や髪の毛に関する専門用語も出てくる。

東野圭吾
「落下る」
評価  ★★★★
去年、流行ったドラマ「ガリレオ」でおなじみですね

門井慶喜
「早朝涅槃」
評価  ★★
エアロビクスをしているというかわった涅槃図をめぐるお話。

薬丸岳
「オムライス」
評価 
まあよくありがちな話だね

三上洸
「スペインの靴」
評価   ★★★
現代では少ない靴屋を題材にした話。靴に情熱?を傾ける主人公に注目

米澤穂信
「心あたりのある者は」
評価  ★★★★★
現代小説にしては珍しく推理の過程がしっかりと記されているという点で、シャーロックホームズなどと同じ分類に入る。

柳広司
「熊王ジャック」
評価  
まあよくありがちな話だね

 

全体を通して最近のミステリーは変わった題材を使うことが多いということがわかると思う。

そしてこのように続けて読むと作者ごとの雰囲気の違いがよりわかりやすくなる。

今回、僕が特に注目した作者は、桜庭一樹、東野圭吾、米澤穂信、の三人である。

今後、この著者の本があったら目を留めてみようと思う

 

とはいっても、今年にはまた新たな著者も出てくるのだ

過去を巻き込み、現在を巻き込み未来へとつきすすむ時間という激動の中で

僕らは後戻りすることはできない。

 

今年の桜ももう散り始めてしまいました。

 

そして、やり残したこともそのまま置き去りになってしまうのですね

~終わってしまった過去の残骸を振り返ってまで見る必要なんてないんですよ

 

Orchestral Fantasia ~真冬のソナタ

“今曲が止まり 変わりに月を見れば
僕は僕は 歩けるのでしょうか…? “

3年間の長い高校生活も終わってしまいました。
ということで

さよならピアノソナタ

著者  :杉井 光
イラスト:植田 亮

分類     :ライトノベル
総合評価 :★★★★ 
文章    :★★★
キャラ    :★★★
内容    :★★★★★


音楽ネタの多い本ですが、分からなくても内容的に十分いい本だと思います。
ぼくには珍しく感動系の本です。
例えるならアリプロの「戦争と平和」ぐらいのギャップです(かなり分かりにくいな)

 

そうしていったん破壊すれば、永遠に完成の日は来ないかも知れぬのに、それでも、したう恋ゆえに、破壊しなければならないのだ。
『斜陽』太宰治

 

この3年間を振り返ると・・・・・・・あんまり覚えてないなあ

「この場所を知らず 夢の地を目指し
夢の地に着いて この場所を知らず」って感じです

それでも、この先また新たな生活が始まります
「新しい出会い、新しい生活、新しい…恋。
幼馴染みのあの人と、憧れだった先輩と、それとも見知らぬ転校生と…?
少しの不安と大きな期待、マジで恋する5秒前!MK5!

って爽やかなイメージがあるけど…

実際は知らない人と一から始めなくちゃいけないから鬱だよね」

結局、最後は鬱で終わる僕の日記でしたー

~ 一人じゃないから歩いていけるそんな気がした

 

////////////////

なかなかネタの多い本でした。それに対抗して今回の記事はネタ増量で行きました。マニアックなネタばかりですみません。

ところでこの本について友人が話しているときにギター関連のネタとピアノ関係のネタどっちが多いかという話になりました。そこでカウントしてみました

////////////////

アレグロ
レント
カデンツァ
きらきら星変奏曲

ボブマーレィ
レゲェな気分

パルティータ
もう飛ぶまいぞこの蝶々

リストのハンガリー狂詩曲第二番嬰ハ短調

A列車で行こう

大槻ケンジ
筋肉少女帯

バッハ トッカータとフーガ
ショパン 別れの曲

天国への階段

ショパンの練習曲第12番ハ短調 革命のエチュード
ショパンのピアノソナタ第2番変ロ短調 葬送行進曲

レイチャールズ ボーントゥルーズ
失うために生まれてきた

ビートルズ、ドアーズ、ジミ・ヘンドリクス、クラッシュ
チャックベリー roll over beethoven ベートーベンをぶっ飛ばせ
エリッククラプトン

バッハの平均律二巻
第二十四番ロ短調
ビートルズ レボリューション

ベンEキング スタンバイミー
メイデン・アイアン

イギリス組曲

リスト
ニコロ・パガニーニの奇想曲

ストラヴィンスキー 火の鳥

女心の歌

シベリウス フィンランディア

ベートーベン 35 15の変ホ長調とフーガ
交響曲第3番終楽章に転用「英雄(エロイカ)変奏曲」

レッドツェッペリンの「カシミール」

デレク&ドミノズ
ジム・ゴードン
ジョンレノン ロックンロール

ショパン 蝶々パピヨン

ベートーベンの5つのピアノ協奏曲
ベートーベンの二番変ロ長調
ハンガリー舞曲

BBキング ギター「ルシール」
ブライアンメイ 「レッドスペシャル」
ジミヘンドリクス

ヘイジュード

バッハ
平均律クラヴィア曲集
前奏曲とフーガ第一巻 第一番ハ長調

ベートーベンのピアノソナタ第26番 「告別」
2楽章 不在
3楽章 再開

ベートーベン
さよならピアノソナタ

//////////////////

ピアノ18曲

ギター17曲(人)

階段

階段で黙って向き合えば
深まった闇色に 寂しさ重なる

 

ツァラトゥストラへの階段

著者:土橋 真二郎
イラスト:白身魚
分類   :ライトノベル
総合評価 :★★★ 
文章    :★★
キャラ    :★★★
内容    :★★★★

この本はきっと黒い
そう思って買いました。

表紙は別に普通だし、題名は意味不明、でも本から出ているオーラが黒い
そんな本でした

内容的にはかなりいい本なんですが、いったいメインは何なんでしょう?という疑問が浮かんでしまう本だった。
前半と後半で大きく雰囲気が変わり、後半はさらにイロイロなことが起こる。
他のサイトのレビューを見ても

「いきなり主人公が密室に閉じ込められるような黒い話」

「キャラクターとして人間を使うという囚人ゲームの中で知り合った女の子とのやり取りを通して…」

「同じクラスの無愛想な女の子が自分と同じゲームに参加していることを知り…」

「パルスは人の精神に寄生する。…」

こんなに読者によってレビューがこれほど変わる本は珍しいなあと思いつつ、でも全部この本なんですとしか言いようがない。

 

最近、小説の雰囲気が本の表紙を見ただけである程度分かるようになってきた

転がり迷って作り出す僕の引力が引き寄せてしまうのでしょうか?

ちなみに最近すごい頻度で本屋に通っています。同じ本屋に(笑) 

もう本屋は疲れたので今日は図書館にでもしてみますか

という決意?で今日も始まります。

the story of last party

前回は「人間失格」を紹介しましたが、今回はそのきっかけになった本を紹介します

文学少女と死にたがりの道化
著者    :野村美月
イラスト  :竹岡美穂
分類    :ライトノベル
総合評価 :★★★★
文章     :★★★★ 
キャラ   :★★★
内容    :★★★★★  

本を食べてしまうほど本を愛している少女(妖怪?)の天野遠子と彼女と同じく文学部に所属している井上心葉を中心とする学校生活とか殺人事件とか自殺とかのお話です。
この本は太宰治の人間失格を題材に取り上げています。
この文学少女シリーズでは純文学の作品を一つ取り上げてそれについての解説や見所、解釈などが付いており、とてもお得です。
若者の純文学離れが深刻な今、なかなかいいところに目をつけた作品だと思いました。

 This is the story of AmanoToko and InoueKotoha. She loved reading a book ,so that she eat books.
 She belong to literature club. And so does he.
they spent school days and involved in incidence of murder or suicide.

 In this series,one of Literatures is raised up,and it is introduced ,explained  or commented.
For example, “Ningen Sikkaku” of Dazai Osamu is the topic of this volume.

 I think the author noticed a good point because young people are not very interested in literature these days.

昨日は卒業生お別れ会のようなものを催していただきました。
最近何かよくない事ばかりでしたが、このときはその反動かいいことが続きました。
ビンゴなどのゲームでもなぜかいい調子だったのです。

二次会ではいつものようにカラオケに行きました。
前半戦は普通に、後半戦は大暴走でした。
いくつかの部屋に分かれたのですが、後半、同室のメンバーの共通項がALIPROだったのでALIPROが続きました。

歌った曲の歌手

ALI PROJECT
FictionJunction
水樹奈々
茅原実里

分かる人が見ると、「あ~~」って感じです
(お別れ会で歌う歌なのか?)

とり☆すた

トリックスターズ
著者: 久住四季
分類: ライトノベル

総合評価:★★★★
イラスト:★★★
キャラ :★★★
内容  :★★★★★
文章  :★★★

ホームページ移転後初の投稿です。うまく表示できるでしょうか

この本は 魔術(魔学)+殺人事件 というなかなか面白いものです
密室殺人のトリックに魔術を使ったりするので単純な推理はとても難しいです

また、推理以外に魔術の扱いも面白いです
「魔学は音楽に似ている」として
魔術師は作曲された魔術を演術できる才能を持ったものと定義し
その才能を持ったものしか魔術を使えない

ところでこの本の中に出てくる魔術師(先生)は

善悪感情などなく、ただの好悪感情、おもしろいか面白くないかという物差しによって世界を分断してしまう

とあります。

私もそうですが…何か?

ちなみにぼくの夢は 「世界をもっと面白くする」 ことです

少し現実に戻ってみましょう

最近あまりいいことがありません。さまざまな事件がクラスで起こりました
その事件とは
スリッパ事件
(授業中居眠りをして寝ぼけていると、後ろの席の人のスリッパと自分のスリッパがいつの間にか入れ替わってしまっていた)
予ゼミ事件
(予ゼミでクラスメイトに出会ったのだが、ぼくはその人が誰か分からなく、気まずい雰囲気が…)
と名づけてみました

最近勉強をあまりしていない受験生ですが

このままでは、浦島太郎になってしまいそうです

蟲と眼球とうみねこ

第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ
第二の晩に、残されし者は寄り添う二人を引き裂け
第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ
第四の晩に、頭を抉りて殺せ
第五の晩に、胸を抉りて殺せ
第六の晩に、腹を抉りて殺せ
第七の晩に、膝を抉りて殺せ
第八の晩に、足を抉りて殺せ
第九の晩に、魔女は蘇り、誰も生き残れはしない
第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう
くっくっくっ
さあ、あと抉っていないのはどーこかな
「蟲と眼球とテディベア」
「蟲と眼球と殺菌消毒」
「蟲と眼球と愛の歌」
著者:日日日(あきら)
イラスト:三月まうす
分類:ライトノベル
総合評価 :★★★★
内容   :★★★
キャラ  :★★★★★
イラスト :
文章   :★★★★
くっくっくっ
すばらしい本ですねぇ
変わり行くものとそれを望むもの、そして変化を恐れるもの
すべてに共通なのは孤独ということ
それぞれの想いと願望が重なりあい、世界は確実に不幸へと向かっていく
いきなり口調を変えると結構疲れるので元に戻しましょう
1巻を読んだだけだとあまり良さは分かりませんがどんどん読み進めていくうちに徐々に良さがわかってきました。
(一巻はめちゃくちゃなことやってますが…)
聖書を基にした独自の解釈がかなりユニークでした。また、名前もかなり独特のものが多いですが慣れてくると面白くなります
あまり評価とは関係ないが、自分的には「名ゼリフ」的なものがあまり無いのが気になるかも
最近まともな本が続いたので今回はテンション高めなのです
「蟲と眼球とチョコレートパフェ」→
http://nlabo.flnet.org/blog/2007/05/post_36.html