ライトノベル」カテゴリーアーカイブ

自分が見捨ててしまった人間が破滅することを恐れている系主人公とかってあるのかな

久しぶりにライトノベル読むと、登場人物がみんな若いのにスゴイってなるよね

多くの小説が、内容的な意味で奇をてらっている中で、 何というかこの本は構成自体が奇をてらっている感じで、かなり新鮮な気持ちで読むことができました。 あと、珍しく(?)タイトルがあんまり内容をそのまま表していないタイプのラノベでした。

特に、この本で語られない以前の事件が気になりすぎます。 以前の事件を経てきて、最初からキャラクタ間の信頼関係が高いことで、安心して見られるキャラクタ間の関係性も魅力の一つかなと思いました。

まっとうな人生

同期と会ったり、同窓会に行ったりして、まっとうな人生を送っている人たちと会話する年末年始でした。

前回からの続き。今回は中二病はやや控えめで、起承転結の「承」にあたります。 エネミーとの闘いというものに焦点を当てており、タイトル回収もあるので今後のシリーズの土台ともなりそうな一冊でした

中二病マントっていつからあるんだろう?

2017年は後半、リアルが充実しすぎていて全然本を読めていなかったので、来年はもうちょっとゆとりを持っていきたい

久しぶりに細音啓の作品を読みました。 今回はザ・中二病みたいな最強主人公と最強の妹(怪物)と組んで、他の怪物たちを倒していくというストーリーです。 見どころはやはり細音啓ワールド特有の正体不明の敵と戦っていく世界観です。 この一冊でしっかりとまとまりつつも、まだ語り切れてない謎も多くありそうで、今後も非常に気になるシリーズになりそうです。

地球最後の日が来たらあなたは何をしますか

最近本を読んでないわけではなく,ただブログに書くのが滞っているだけです

久住四季作品だー!!っと思ってつい買ってしまいました.
トリックスターとかこのブログでもものすごい前に取り上げた気がしますが,昔過ぎて忘れました.
一巻で読みきりで軽く読むことができるので,私のように昔に他の久住四季作品を読んでた人には是非お勧めです.
また,隕石×推理という異色な組み合わせもこの本の魅力の一つです.

あと舞台がアメリカなので,それっぽい文化で描かれているのも面白かったし,「あとがき」で舞台をアメリカにした裏話みたいなのがあるのでそこも面白い点でした.

ホラーはモブキャラを殺すのにも全力を尽くす

いよいよ解決編です.

「断章のグリム」などでもおなじみの伏線をうまく回収していき,ナルホドと思わせてくれる最後でした. サブタイトルに名前はあるもののこれまで登場機会の少なかった真木夢人ですが, 今回はかなり登場の機会も多く,その人物像や考え方が触れられていて,見所の一つです

躁だ!岡山に逝こう!

唐突に友人に勧められて,岡山に一人旅してきました.

「甲田 学人」先生は岡山出身らしいということに旅が終わってから気付きました. そういえばあまり意識していなかったけど,作家の方々の出身地をもう少し気にしてみてみようかなという気になりました.

起承転結でいうところの「承」ですね.

タイトルの「ノロワレ」という名前通り,呪い関連の小ネタも多く,特に,千羽鶴が連なった藁人形みたいで気持ち悪いという話は「確かに」と思ってしまいました. また,ホラーとしてお決まりの展開みたいなのも結構あって, ふと,「ホラー業界の「ノックス十戎」みたいなのありそう」と思いました. 例えば「唐突に出てきた霊媒師によって事件が解決してはいけない」みたいなのありそう.

人は常に人を殺し,また,人に殺される可能性と共に生活している

引っ越し検討中です.

新居がいわくつきだったらいいなぁと思っている今日この頃です.

「Missing」「断章のグリム」の作者の別作品です.

「断章のグリム」ほどファンタジーでもなく,「Missing」ほど怪異寄りでもないという意味では, やや現実的なホラーという印象を受けました.

怪異はその本質が理解されたとき,その力を失うという考え方は「断章のグリム」の流れそのものですし, 「Missing」でも近い考え方が根本にあったように思います. 前作を読んでいるひとはもちろんのこと,舞台が比較的現実的なのでとっつきやすくなっているので初めてでも面白く読めるのではないかと思います. まだ,上巻は起承転結の「起」という感じですが今後の展開が楽しみです.

死神も変身する時は「フリップ・フラッピング!」みたいな掛け声がいるのだろうか

今まで数多く(少なくとも600以上は見ていることが最近判明しました)のアニメを見てきましたが sola はその中でも上位に入る面白さだったと思っています.

各キャラ(モブキャラ含む)が個性的で,それぞれ信念を持って行動し,それらが絡み合って最終的な結末に至る物語として非常に評価の高いアニメでした. ちなみに,作中で出てくる「トマトしるこ」は気になったので自分で作って食べたほどです(味はお察しください). というわけで,そんな sola の原作者である方の作品なので即買ってしまった作品の紹介です.

「現実世界のすぐ隣に存在する世界をとじることを生業とする死神の存在」というありそうでなかった設定のテンプレートをうまく作ったところにこの本の見所があると感じました. この本では主に二つの世界しか出てきませんでしたが,設定自体は汎用的なのでさらに多くの物語が創れそうだなと感じました・ また,テンプレ的でありながら,それぞれの世界の話では伏線あり,落ちありの飽きないストーリーになっているのも見所です. 小説的にも多くを語りすぎない感じで,それぞれの世界の話で最後に,「あれ?これってこういう解釈でいいんだよね?」といった感想を抱いて,つい友達と話したくなる内容でした.

まぁ話す友達いないんですけどね

本能的,生理的,一部性的な欲求と,願望に基づいて食べられたい

私は死ぬときは密室殺人で殺されるか,ヤンデレに殺されたいという願望を持ってますが, 死に関しては人によって様々な好みがあると思います(残念ながら一人一回しか体験できませんが).

安定と信頼の綾里 けいしワールドという感じですが, B.A.Dに比べるとやや軽めの内容で,ギャグパートが多めなのでよりライトノベル感が楽しめます.

主人公一家(全員怪物)と自称「食糧」の白咲初姫の化学反応の中で,比較的常識人である主人公の有坂有哉の東奔西走が見所です.

特に,白咲初姫の「有哉に食べられたい」という特殊な思考は,キャラを際立たせており,ストーリをより魅力的にしていると感じました. 理路整然かつ目的にまっしぐらな女の子がかわいいと思う人は初姫ちゃんを好きになれると思うので是非おすすめしたい一冊です.

人間とは元来コミュ障なのかもしれない

リアルが忙しくて,長らく本を読んでいなかったのでリハビリ中です.

フィクションの主人公は折れても立ち上がろうとするのに, なぜ現実はそんな簡単にいかないのかということを考えている今日このごろです. コミュ障だってコミュ障なりに頑張っている人たち(フィクション)を見て,今日も頑張ろうと思う僕なのでした.

この物語は主観がテーマになっており,同じものを見ても登場人物それぞれの視点によって違う様に語られています. 叙述トリック...とは少し違うが,登場人物のそれぞれの視点から見ることで事実が異なった見え方をするという不思議な体験を読者に感じさせる作品です.

登場人物たちのすれ違いを描いた物語でありながら, 「どこかでみんながそれぞれの主観を持ち寄って,同じ視点に立つことができたなら,何かできたのだろうか. 何も変わらなかっただろうか」という文章が印象的でした.

登場人物の数だけ物語があるというのは「文学少女」シリーズでも取り上げられていたテーマですが, この作品はまた別の観点・形で表現されているので,「文学少女」シリーズが好きな人は好きになれる作品かと思います.

あと,ちょこちょこ出てくる主人公の書いた小説「ヘンテコ王子とナントカ姫」の内容が気になる

いい,人生だった

2017年最初の更新です.

今年はいろいろな意味で転機になりそうな一年なので,新しいことに挑戦していきたいです. ということで昨年度から読み続けているシリーズもいよいよ大詰めの段階に入りそうです.

いい最終回だった.(まだ最終巻ではないです)

繭墨あざか最後の事件と銘打った事件の話です.

一巻の子宮落下事件ともつながる事件が最後の事件です. まさか,内臓の落下に始まり内臓の落下に終わるとは...

そして,とうとう紅い女と直接戦う話です.

また,これに伴って,あさととの過去の話に決着をつけたり, 「チョコレートだけを食べて,生きていける人間なんてこの世の中にいるものか」というこの物語最大の謎ともいえるこの疑問に,物語の根幹をゆるがすまさかの真相が明らか?になったりします.

「肉を食べる友達がいない」

「肉を食べる友達がいない」という文字列をどういう風に解釈するだろうか?

本来なら,「肉を一緒に食べにいく友達がいない」という意味なのだろうけれど, 「友達の肉を食べたいのだけれど,今ちょうど食べごろの友達がいない」という意味に解釈してしまった. ブラックな小説を読んでいるとこういった変換がスムーズにできるようになるらしい.

今回は,「人の肉を食べて自殺する晩餐会」という今までにも増して,アレな感じです.

「人の肉を食べる晩餐会」でもなく,「自殺する晩餐会」でもなく 「人の肉を食べて自殺する晩餐会」なところが流石で,11巻まで読んできた読者を飽きさせないところが素晴らしい.

物語も,今までの話をまとめに入っている感じで,綾の話や小鳥の話にほぼ決着がつく話もあります. 紅い女の目的も明らかになり,いよいよ最終局面という感じです.

妹さえいればいい.また,妹は何人いてもよい

昔は,「妹がいると妹萌えしない」は正しいと思っていましたが, 今では「妹は何人いてもよい」という真理にたどり着きました.

ライトノベル作家のライトノベルという最近流行ってる気がするジャンルを一冊読んでみようということで選びました. 妹好きのライトノベル作家の話です.

有名なライトノベルのネタやらTRPGやら,現代的なネタが多く,非常に楽しめました. また,巻末に,有名なライトノベル作家のコメントがあり,この作品についていろいろ思うところを語っている部分は非常に興味深いものでした. 割と,ストレスなく気軽に読めるので,現代人にお勧めの一冊です. ただ,こういうライトノベルはたまに化けることがあるので,続きも気になるところです.

ここじゃないどこか別の世界に行きたい

周囲の「就職決まったの?」攻撃に耐え続けている今日この頃です.

タイトルで面白そうだなと思って読んでみました.

人間に寄生する花と人間が共に暮らす世界で,花の宿主となった人間は人間の時の記憶を失って, 花を咲かせるために行動するという少し変わった世界のお話です. かなり独特かつ複雑な世界観にもかかわらず,自然とそれらを説明しており,前半部分はスラスラと読み進めることができました. 後半部分では, 「主人公が宿主と戦う理由」や「宿主にとっての『幸せ』となにか」といった世界観に根ざした問題に対する 主人公の葛藤を描いており,主人公はいったいどういう人間なのだろうかと考えさせられながら読むことができました.

全体を通して,設定が練りこまれている印象を受けたので, ファンタジーっぽい一風変わった世界をリアルに描いてる作品が好きな人にお勧めできる一冊でした.

Kindle unlimited 始めました

Kindle unlimited って微妙に本の数が少なかったり,検索がしにくかったり何の本を読んでいいのか迷っていましたが, ライトノベル(特にガガガ文庫)の一巻が多く読めるので,それだけでも結構価値があるのではと思いました.

以前,読んだ「こうして彼は屋上を燃やすことにした 」が良かったので, この機会に読んでみました.前とは全然違って,「七日の喰い神」は現代ファンタジーで,ややコメディー成分が多めになっており,よりライトノベルっぽい作品になっており,気軽に楽しめる本でした.

内容は,祈祷師の主人公が"喰い神"の少女ラティメリアと仲間でも敵でもない微妙な関係のもと,他の神"マガツガミ"と戦う物語です. 独特の世界観と冷酷な主人公とラティメリアの一風変わったコンピが見所です. ちなみに,皆思うことだと思いますが,ラティメリア能力「食べた相手の能力をコピーする」ってすごいカービィっぽいと思った

会社・研究室ではあまりその会社・研究室の不利益になるような発言をはしてはいけないらしい

不安とか不満ないでしょ?
幸せですか?義務ですよ?

こちら、幸福安心委員会です。

原作  :うたたP
著者  :鳥居羊
イラスト:wogura
分類  :ライトノベル
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★
キャラ   :★★★

完全で完璧なセイレンの幸福度99.9%のみずべの公園市国を舞台に幸福安全委員会(幸安)の活動を描いた幸福な物語です.
全ての市国民は,幸福で文化的な生活を営む義務を有しており,義務を果たしていない不幸分子が開始2ページで処刑されます.
ボカロ曲からのラノベ化をした本で,元の曲はニコニコ動画(http://www.nicovideo.jp/watch/sm18100389)で聞けます.
こういった本を初めて読みましたが,
主人公の心情や成長も描かれており,普通の小説として遜色ないストーリーで楽しく読むことができました.
続編が出ているみたいなので,機会があればそちらも読んでみたいです.

世界は完璧じゃない.幸福は完全じゃない……
という問いに対して,
「完全に幸福であれば,幸福であると認識できない」というよくある答えだけでなく,
バジリスクの矛盾「見ただけで死をもたらすのであれば,なぜ,そのことが伝わっているのか?」と関連付けているのが面白いと思った.
そして,絶対といわれるセイレン自身がそれを望んでいたという話も面白く感じました.

ガルパンとB.A.D. の感想

先日立川まで行って、ガルパンの爆音上映を見てきました。
最初の一発目の砲撃で音のリアルさにびっくりしてしまいました。
ぜひ、ガルパンは爆音上映で見てみることをお勧めしたいです。
内容的には、細かい部分までしっかり作りこまれているというのが伝わってくる作品で、
もっと自分に戦車の知識があれば~と思わせてくれる作品でした。
ガルパンはいいぞ。
「ガルパンはいいぞ。」はあまり細かいことを言うとネタバレになってしまうときに使える便利な言葉らしい。
というわけで、最近のマイブームですが、B.A.D.はいいぞ

B.A.D. 10
繭墨は夢と現の境にたたずむ
著者  :綾里 けいし
イラスト:kona
分類  :小説
総合評価  :★★★★
文章    :★★★
内容    :★★★★
キャラ   :★★★★

前回までのドタバタに比べ、今回は
『友人宅の水槽に人間の手が沈んでいた』
『夜に土を掘る音がして眠れない』
というごく日常的な事件になります。
(ここまで、ハードな話が多くだいぶ感覚が麻痺しています。)

今回の話は前回までの話から次の新たな展開へのつなぎのような感じで、
今までの事件の回想が途中に挟まるなどしています。
ここまでに、多くの登場人物がいて、正直、だいぶ忘れている話も多くありました。
B.A.D.シリーズは展開が早いので、ガンガン読み進めてしまいましたが、
ちょっとこのあたりで休憩をはさんでみるのもいいかもしれません。

ちなみに、あまり詳しく言うとネタバレになってしまうのですが、
今回の話は、場面の転換が激しいため、かなり読みにくかったです。
ただ、B.A.D. シリーズはこれまでにも場面転換の比較的多い作品だったので、
この場面転換の激しさも含めて、今まで訓練されてきた読者なら “今までの回想” という趣深さを感じられるのかもしれません。

考えること.それは一人だからこそ出来る

どうも、誕生日にぼっちでホールケーキを買って食べきれなくなっているこの頃です。

B.A.D. 9
繭墨は髑髏に花を手向けない
著者  :綾里 けいし
イラスト:kona
分類  :小説
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★
キャラ   :★★★★

小田桐「何故,どいつもこいつも,簡単に死にたがるのか.」
おそらく、このシリーズを読んでいて誰もが思ったことをついに、小田桐君が言ってくれます。
小田桐君も小田桐君で、久しぶりに自己犠牲っぷりを発揮してくれる愉しい?話です。
白雪さんも久しぶりに登場します。
久々津・雄介編もひと段落し、とうとうラスボス的な存在「赤い着物の女性」が現れて、次回以降は大きく話が変わりそうな予感です。
なんだかんだで、今までの重要そうなキャラクターが勢ぞろいしているというのもこの巻の見所です。

明けまして、ご愁傷様です。

あけましておめでとうございます
昨年は読んだ本の数が少なく、ブログの更新も少なめでした。
今年は、もう少し増やしたいと思います。
なんだかんだで、去年は「ドラえもん」全巻読破などをして、時間を取られてしまいました。
ちなみに、今年は「中二病」をキーワードに生活することにしました。
なので、「中二病」な本が多くなるかもしれません。
ということで、今年もよろしくお願いします。

B.A.D. 8
繭墨は髑髏に花を手向けない
著者  :綾里 けいし
イラスト:kona
分類  :小説
総合評価  :★★★★
文章    :★★★★
内容    :★★★★
キャラ   :★★★★

今回は起承転結の「承」ぐらいでしょうか。
前回に引き続きあさとや舞姫や久々津が出てきて、伏線っぽいものもいくつか出てきます。
特に、あさとの能力に言及している部分もあり、第二編のもっとも盛り上がっていく部分と言えそうです。
B.A.D.全体を通して、能力という概念ははっきりと存在するにもかかわらず明言されることを避けられている感じがします。
あさとの能力に関しても、「願いをかなえる」という漠然とした説明はあっても、その本質や制限などについてはほとんど言及されていませんでした。
(まぁ、最も謎の能力者は繭さんという気もしますが・・・)
今回はそんな、あさとの能力が少し明らかになります。
また、今回は雄介とは別行動となっていますが、彼の行動や心情の変化が次の話に大きくかかわってきそうです。
次回で、ひと段落付きそうな感じですが、続きの気になる一冊でした。

テンプレは進化する

ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける
著者  :横塚司
イラスト:マニャ子
分類  :ライトノベル
総合評価  :★★
文章    :★★★
内容    :★★
キャラ   :★★★

古くからあるテンプレとして,
「むかしむかしあるところに,おじいさんとおばあさんがいました.」
というのがありますが,最近は
「俺は,ある日,異世界から転生してきて魔王軍の一員として働いている.
今日もいつものように,ダンジョンに侵入してきた,勇者の排除に勤しんでいた.」
みたいな感じの出だしが,ごく普通に使われるのがすごいと感じています.
つまり,何が言いたいかというと「モンスター文庫ぱねぇ」ということです.
モンスター文庫は比較的最近(2014年)にできた双葉社のレーベルですが,全体的にタイトルがすごい.
タイトル一覧だけ見ても,なかなか刺激的なタイトルが並んでいます.
今回は完全にカンで一冊選んで買ってみました.
RPGを傍から見ている感じの物語で,非常に軽いので一気に読めてしまいました.
今回は一話ということで,いじめられっ子の主人公がヒロインとパーティを組んで,
さらに,生き残った人でチームを編成していくという話です.
付与魔法と召喚魔法のどちらにステータスを振るか迷うというような場面もありますが,
まだ,天秤にかけるという程ではないので今後さらに選択を迫られる場面があるのかもしれません.
とにかく読むとRPGがやりたくなる一冊でした.