文学的トンネル効果は遠い

俺が生きる意味2
放課後のリゾルト
著者  :赤月 カケヤ
イラスト:しらび
分類  :ライトノベル
総合評価  :★★★★★
文章    :★★★★★
内容    :★★★★★
キャラ   :★★★★

進化論をテーマにしてるだけにいつか言うだろうなと思っていたことを大体言ってくれた
前の巻の伏線回収と言った色合いが強いです.
基本的に伏線はあからさまなものが多いのでしっかり回収できていることを確認できます.
とはいっても,まだ回収されていない設定やら伏線が大量にあるので,今後にも期待できます.
全体としていい作品なのだが,
取ってつけたようなタイトル回収が少し残念でした.
タイトルに惹かれて買っただけに逆につらいです.
「書く前に先にタイトルを決めてくれ!!」
というのが最近の小説にいいたいことです.
タイトルとは物語のコンセプトであるべきであって,
普通コンセプトというのは本の枝葉末節が決まる前にすでに決まっているものでは無いのだろうか?
なんか後から目につくようにするためだけにタイトル決めるというのは本を選ぶ側からもつらいです.

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