階段で黙って向き合えば
深まった闇色に 寂しさ重なる
ツァラトゥストラへの階段
著者:土橋 真二郎
イラスト:白身魚
分類 :ライトノベル
総合評価 :★★★
文章 :★★
キャラ :★★★
内容 :★★★★
この本はきっと黒い
そう思って買いました。
表紙は別に普通だし、題名は意味不明、でも本から出ているオーラが黒い
そんな本でした
内容的にはかなりいい本なんですが、いったいメインは何なんでしょう?という疑問が浮かんでしまう本だった。
前半と後半で大きく雰囲気が変わり、後半はさらにイロイロなことが起こる。
他のサイトのレビューを見ても
「いきなり主人公が密室に閉じ込められるような黒い話」
「キャラクターとして人間を使うという囚人ゲームの中で知り合った女の子とのやり取りを通して…」
「同じクラスの無愛想な女の子が自分と同じゲームに参加していることを知り…」
「パルスは人の精神に寄生する。…」
こんなに読者によってレビューがこれほど変わる本は珍しいなあと思いつつ、でも全部この本なんですとしか言いようがない。
最近、小説の雰囲気が本の表紙を見ただけである程度分かるようになってきた
転がり迷って作り出す僕の引力が引き寄せてしまうのでしょうか?
ちなみに最近すごい頻度で本屋に通っています。同じ本屋に(笑)
もう本屋は疲れたので今日は図書館にでもしてみますか
という決意?で今日も始まります。