XMLファイル

XMLファイルの形式は大きく分けて
初期設定系 (自機定義ファイル、敵定義ファイル、エフェクト定義ファイル)
タイムライン系 (汎用タイムラインファイル、ゲームタイムラインファイル)
その他 (スキル定義ファイル、変数定義ファイル、使用ファイル定義ファイル)
の三つに分けることができる。 それぞれの中で共通して使われるタグを以下に示す。 また、それぞれのファイルにはこれら以外にも専用のタグや特殊なタグが存在する。

初期設定系

pictureタグ
<picture>abc.jpg</picture>
初期値:無名
オプション:なし
表示する絵を設定(〜.jpg 〜.png 〜.bmp)
注)表示する絵のサイズは2の累乗推奨
sizeタグ
<size>100,100</size>
初期値:0,0
オプション:なし
絵のサイズを変更(拡大縮小される)
w,hの形式で書き、wが幅、hが高さ
positionタグ
<position>200,300</position>
初期値:0,0
オプション:なし
絵の表示される位置を設定するゲームウィンドウ中の左上端を0,0としてピクセル単位で右下ほど値が大きくなる。
(ただし、特殊なエフェクトではピクセル単位にならない)
speedタグ
<speed>1,3</speed>/<speed>3</speed>
初期値:0,0/ 3
オプション:なし
Playerのみはスカラーで指定それ以外はx,yの形で表現
accelタグ
<accel>0,5</accel>
初期値:0,0
オプション:なし
加速度を指定
HPタグ
<HP>30</HP>
初期値:1
オプション:なし
ヒットポイントの初期値(ただし、プレイヤーの残機とは別)
alphaタグ
<alpha>127</alpha>
初期値:255
オプション:なし
アルファ値(半透明度)を設定0〜255で指定可能(0なら完全に表示されない)
*EnemyXML
turnタグ
<turn>1</turn>
初期値:0
オプション:なし
回転するかしないか、もしくは回転の仕方を定義する
詳しくはアニメーションで
*EnemyXML
rollタグ
<roll>120</roll>
初期値:0
オプション:なし
回転するときのパラメータ
cutタグ
<cut>3,1</cut>
初期値:1,1
オプション:なし
アニメーション設定
xにアニメの枚数を指定
yにあたる部分は1で固定(拡張用)
motionタグ
<motion>3</motion>
初期値:1
オプション:なし
アニメーションのスピード
ここで指定したフレーム数に一回の割合で画像を切り替える
radiationタグ
<radiation>3</radiation>
初期値:0
オプション:なし
当たり判定の大きさ。ここでは、半径を指定するとその大きさの円が当たり判定として作られる。

タイムライン系


picture
size
<picture>aaa.png</picture>
<size>10,10</size>
初期値:なし
オプション:sizeタグに関してはエフェクトのみ関数指定可能
絵の途中変更
すぐには変更されずに一度バッファに蓄えられる。
(必要なデータが揃った時点で自動的に書き換えられる)
cut
<cut>4,1</cut>
初期値:なし
オプション:なし
画像をアニメーションさせる。
例:4,1とすると一枚の画像をx軸方向に4枚に分割してパラパラ漫画のようにアニメーションさせることができます。
yにあたる部分は1で固定(拡張用)
pict-position
<pict-position>4,2</pict-position>
初期値:なし
オプション:なし
画像の一部分だけを表示させる。
例:4,2とすると一枚の画像をx軸方向に4枚に分割して2枚目だけを表示することができます。
position
<position>3</position>
初期値:なし
オプション:なし
場所の絶対的な変更
speed
<speed>3</speed>
初期値:なし
オプション:なし
速度の変更
accel
<accel>3</accel>
初期値:なし
オプション:なし
加速度の変更
turn
<turn>3</turn>
初期値:なし
オプション:なし
画像の回転するときの仕方の設定
0---回転しない
1---速度(進行方向)に合わせて回転する
2---rollの値だけ回転する

roll
<roll>3</roll>
初期値:なし
オプション:なし
turnとともに使って回転のパラメータを指定

相対指定

r_position
r_speed
r_accel
r_alpha
r_roll
<r_position>-3,-3</r_position>
<r_speed>1,1</r_speed>
<r_accel>0,-9</r_accel>
<r_alpha>-127</r_alpha>
<r_roll>10</r_roll>
初期値:なし
オプション:なし
この5つに関してはそれぞれの現在の値からの相対値を変更することができる
また、この相対指定を呼び出すと、関数指定を解除できる
(関数指定については関数の項 参照)

特殊

VAR
<VAR>a=100</VAR>
初期値:なし
オプション:なし
変数に値を代入する(存在しない変数を指定した場合は生成されて初期化される。)
変数=値の形式で書く
delete
<delete></delete>
初期値:なし
オプション:なし
自分のオブジェクトそのものを破壊する
type
<type>2</type>
初期値:なし
オプション:なし
そのオブジェクトのタイプを変更
(通常は使わない)